グローバル時代の動画広報:企業が今こそ映像に力を入れるべき理由

  1. HOME
  2. コラム一覧
  3. グローバル時代の動画広報:企業が今こそ映…

はじめに:世界のステークホルダーと理解し合い、共に進むために

多様な文化を持つビジネスパーソンたち

「グローバル化とは、文化・言語・価値観の異なる人々と共に未来を築くこと」。この言葉が示すように、現代のビジネスは単なる輸出入や市場拡大を超え、世界中の多様なステークホルダーと“理解し合い、共に進む”力が問われています。そんな時代において、企業の存続と成長を支えるのは、ブランド力とエンゲージメントです。そして、そのための最強の武器こそが動画マーケティングです。

今日のグローバルマーケティングでは、製品スペックだけでなく、企業のビジョンや姿勢そのものが評価されるようになってきています。

かつては製品の性能や価格が競争力の中心でした。しかし今、多くの産業で差別化は難しくなり、誰が作っても似たようなものが世の中に溢れています。だからこそ、企業が何を信じ、どんな志で社会に貢献しようとしているか。その“存在意義”こそが、選ばれ続けるブランドになるための鍵です。

思いをわかりやすく、共感をもって伝える最高のツール:「動画」

顧客、株主、従業員。企業はさまざまなステークホルダーと向き合いながら、「この企業と未来をつくりたい」と感じてもらわなければなりません。特にグローバル市場では、文化も言語も価値観も違う相手に、自分たちの考えをわかりやすく、共感をもって伝える必要があります。

ただしそれは、決して容易なことではありません。言葉の壁、感覚の違い、文化的背景のズレ…。これらを越えて「心でつながる」ためには、テキストや資料だけでは限界があります。感情に届き、直感的に伝わる“映像”の力こそが、グローバル広報の要なのです。

海外向け動画の場合、言葉に頼らない「視覚+聴覚」のアプローチが共感を生み出すカギになります。

Hiveが手がけたMS&ADホールディングスのサステナビリティコンテスト動画は、その象徴的な事例です。世界中の従業員が参加するこのイベントは、「共通価値の創造」をテーマに、全てのステークホルダーとビジョンを共有する機会。Hiveはグラフィック、ストーリーフロー、カラー設計に至るまで「全世界が理解し、共感できる構成」にこだわり抜きました。その結果、多くの社員や投資家から共感の声が集まり、動画がブランドの一体感を築く強力なツールになったのです。

Hiveは映像制作会社として、文化を越えて伝わる設計と演出にこだわっています。

(MS&AD YouTubeチャンネルリンク:https://youtu.be/1Hsb3P1vRTY?si=Aml4BygLKSdnrO2J
(Hive Vimeoリンク:https://vimeo.com/1073024016

グローバル広報で成功する動画制作の重要なステップ

カメラに向かって話す外人

では、海外広報やグローバル広報において、どんな動画が効果的か? 成功の鍵は、いくつかの重要なステップにあります。

まずは「目的」と「メッセージ」の明確化。ブランド認知を狙うのか、製品を紹介するのか、企業文化やフィロソフィーを伝えたいのか。目的によってストーリーも表現も変わります。と同時に、「このメッセージは本当にグローバルに通用するか?」という視点を忘れてはなりません。無意識に日本的すぎる表現や、文化・人種・性差別的な印象を含んでいないか、細部まで丁寧に検証する必要があります。

次に重要なのがストーリーテリング。企業の歴史、製品に込めた思い、顧客の幸福を追求する哲学など、ストーリーを通じて伝えることは、言語の壁を越えた共感を生みます。数字や実績だけでは伝わらない“人間らしさ”こそが、動画の力です。

さらに、多言語対応も不可欠です。一般的には日本語と英語があれば世界の大半をカバーできますが、中国語やスペイン語など、必要に応じて第三言語も検討すると良いでしょう。特に注意が必要なのは日本語→英語への変換。日本語は独特の言語構造を持つため、英語化を前提とした脚本設計を行わなければ、後で根本から書き直す羽目になることも。Hiveでは最初から「英語で響く脚本」を意識した日本語制作を行い、翻訳によるズレを防いでいます。

そして当然ながら、映像のクオリティはプロフェッショナルであることが大前提。スマートフォンやテレビで再生される現代では、視聴者は一瞬で“良し悪し”を判断します。映像美、音響、テンポ、演出。そのどれが欠けても、伝わるものは伝わりません。高品質な動画は、それだけで企業の信頼感を高める広報資産になります。

最後に、完成した映像はグローバルな配信プラットフォームで広く届けることが重要です。YouTube、Instagram、自社サイト、LinkedInなど、複数のチャンネルを使い分け、あらゆるステークホルダーにリーチしましょう。

「動画広報」:世界のステークホルダーの心をひとつにするために

ジェンダーイメージ

Hiveは、MS&ADホールディングスやセブン銀行など、グローバルに展開する企業の海外広報・動画マーケティングを支援してきました。ロサンゼルスに制作拠点を置くことで、世界目線の表現力と、日本の文化的背景への理解の両立を実現しています。

特にBtoBブランディングにおいては、理念や信頼性を直感的に伝える動画の力がますます重要になっています。

グローバル化とは、世界中の人と共にある価値観を見出すこと」。

その第一歩は、心をひとつにする動画広報から始まります。

海外広報やグローバル広報を本気で考えるなら、Hiveにご相談ください。

あなたの企業ビジョンを、世界中の共感へと変えていきましょう。

お問い合わせ

一覧に戻る

SHARE

Contact us

メールでお問い合わせ